吉秒匠『とかげの月』/『伝言』

とかげの月
つぶやきたいことありますか。
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また一人 - うー

2009/06/14 (Sun) 14:25:40

逝ってしまったね。
手持ちの個人的名勝負詰め合わせビデオ、デジタルデータにエンコードしながら一緒に呑みたいね。

生きてるかなぁあのVHS。

Re: また一人 - 吉秒匠 Home

2009/06/14 (Sun) 23:11:44

 ブログ更新したあと、じっとしていられず店に出て「おれ今日、倉庫整理する」と宣言して閉店後まで筋肉の限界に挑み汗に濡れ続けたのだが…いま帰ってきて、なにが納得できないといって、電車のなかでも、出勤しても、だれもこの日に、そのひとのことについて話していないし、晴天な日曜日の午後の、数千人の他者の群れのなかを歩いても、そこでもだれもそのひとについて語っていないどころか、夕食のバーベキューに炭は何キロいるかと訊ねてくる始末だったこと。わかってはいたが。三沢にかぎらず、もはや日本プロレス界のトップといえど、力道山のように、ジャイアント馬場のように、国民すべてに追悼されるどころか、一般紙の朝刊に記事が載っても「それだれ」という存在でしかなくなっているんだな、と。そのことが。寂しかった。

 いやだね。なつかしくなんて思いたくない。もういっそビデオもぜんぶ捨てる。最近つくづく思うんだが、過去の名勝負とか、どうでもいい。あんな、あきらかに体調も精神状態も不調な三沢光晴を、それでもメインに据えなくちゃいけないという、そういうアングルしか成り立たないことにしてしまったから、いま、この国のプロレスはこうなったのだと思うんだ。若手の成長株と組んで「おれが足をひっぱらないようにしたい」なんていうカリスマがいていいわけがない。そんなになってまで、まだ闘えと心酔する、おれが三沢を殺したんだ。

 昭和? そんなものは終わったのだよ宇川。新譜をチェックして熱狂できず、あのころ愛した自分たちのヒーローが現れないと目が醒めない。そんな観客が増えすぎてしまったんだ。なぜだか、昭和を生きたことがない連中まで過去を語ってる。なんだそれ。年齢と闘うチャンプに、無名の若造が挑む、その構図で老いぼれのほうに声援を送る国なんて滅んでしまえばいい(ああ、すまない。言いすぎた。まさにそう。言える相手がだれもいなかったためのフラストレーションだろう)。昭和の三冠戦は、観ている側にとっても、選手にとっても、正座して一瞬も目が離せないような修羅場だった。見るからに不調な選手が立っていい舞台じゃなかったはず。それなのにいま、三冠の流れを組むグローバル・オナード・クラウンの選手権試合で、不調の三沢のほかに客が納得するカードがなかっただなんて。選手もそうだし、プロレス業界全体もそうだろうけれど、こっち…観る側も。新人の新曲にこそ熱狂すべきだったと思うんだ。新人がいないわけじゃないのに、そいつらのマズさを愛してどうにかしようと思えない。客が次代を育てる。そうでないとその業界は衰退する一方に決まっている。客の質が落ちたから、むかしの厚くて熱い客層が育てた昭和の選手に、いまだに頼ってしまう。そりゃあ、昭和は国民全部でプロレスを愛してた。そのとき育てられた選手は、それはもう特上さ。でも、それは、おれたちのものではないよ。いま、同年代の選手がこれだけ台頭しながら、おれらが三沢とか言ってんの。じゃあ、次はだれが育てるんだよ、と。今日、へとへとになるまで動きながら、泣けもせず、思ったのだった。

 三沢のあとはだれが継ぐのだろう。だから四天王などと願いたくない。もう次に行くべきだ。そうであってこそ、おれは拍手する。そうして来週の試合を楽しみにする。そいつらの試合をこそ、いっしょに観よう。いまここで、おれたちの愛したプロレスが終わったわけじゃない。現在進行形で、おれたち自身もふくめて、できあがっている、そのさなかだ。新しいもののほうがいいに決まっているだろうが!! そうでなくてどうすんだ!! あいつらにも、自分自身にも言ってやりつつ、ビール瓶で殴り合ってハシゴからダイブしようぜ。いやマジで。有刺鉄線はいらないけどな。ってその発想がもう昭和だなあ…自己嫌悪する。うわあああああああああ。死んじゃったんだ、三沢。

お互い満たしあえる - 管理人

2009/04/14 (Tue) 20:40:22

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Re: お互い満たしあえる - 吉秒匠 Home

2009/04/15 (Wed) 21:20:24

 もとの書き込みは私の判断で削除させていただいたのですが、リンクを省いて書き込まれた文面の一部を引用再投稿させていただきました。この手の針はおかげさまで山ほどいただくのですが、そのほとんどを自動削除しながら、ときどきこういう文面に触れて思うのです。いまこの国で、寂しくない人をさがすほうが難しいのに、だれもがだれかを求めているのに、どうしてそれを買おうとか売ろうとか……いやわかっていますよ。この釣り針が欲しているのは人肌恋しいさびしんぼうではなくてむしろガッツある金の亡者なのでしょうが、それでもそもそも、そこにリアリティーが存在するから成り立つ釣りなわけで。大枚はたいてだれかを買うっていう市場が確かにある。でもさ。なんかさ。それって自分が醜いと認識しているから埋め合わせで金を積むのだろうけれど、この、寂しくてでもだれにも泣きつけなくて、自分で逝ってしまったりする人が何十万人もいる、この国で。本当に寂しかったら、寂しいですと手をあげたら、美醜などというものは関係なく、それではぬくもりあいましょうということに、ならないかな。なんでならないのかな。愛をさがすのだけれどないよ寂しいよという人がそんなにいっぱいいて、なのにそこかしこでだれもかれもがなぐさめあってはいなくて、みんな寂しいままで、それを手にするには金を積め割り切りが必要だ、とか。なんかなあ。

欠点ですか。 - 吉秒匠

2009/01/12 (Mon) 22:38:40

そうですねえ…映像の好みはヒトそれぞれだと思うし、噂の超解像技術はほんと電気屋さんで実際にごらんになられたほうが良いと(検討中ということでしたらごらんになっていらっしゃるかもしれませんね。なかなか電気屋さんでSD画質の素材を再生する機会ってないと思うのですが、いまのところ超解像技術は、DVDをフルHDで観るのを「耐えられる」ところまで持っていってくれているのが実感できます。しかし録りためた低レートのアニメを再生するとぼやけているのがもっとぼやける感じです。あくまで、そこそこきれいなものを、もっときれいに、という技術な感じです)。

あと録画機能では、LANハードディスクではフォルダ管理ができるのですが、USBだとできません。カタログの写真ではフォルダ管理しているので、当たり前にできると思っていたのですが。叩き売りの大容量USBでハイデフ80時間録画とかできるのはとてつもなく幸せなものの、フォルダ管理ができないと家族で使うには不便です。あと全体にアクセス遅め。「しばらくお待ちください」の文言は、ハードディスク関係、LAN関係でなにか操作するたびに決まって現れます。同じ東芝のHDD内蔵デッキなどではこのもっさり感はないので「どんなHDDも外付けて録画用」というウリの代償ということでしょう。そういうコだと思ってつきあえば許せる範囲なのですが…録画ファイルを選ぶときにサムネイル表示するのを消せないのもちょっと腹立たしい。タイトルだけで判別できるのにまだ観ていないドラマの冒頭部分などを再生するからあわわわわとなります…そのスイッチ切れたら、ちょっと動作も軽くなると思うのに。総じての録画機能の印象は「外付けのあらゆるハードディスクにあれもこれも玉石混淆にぶっこむには便利だが繊細さを要求してはいけない」…USBでもジャンルでファイルは選べるので、さがしているのがなかなか見つからない、というようなことはないです。

録画機能に関してばかりですが、お役にたちますでしょうか?
(いま思い出しましたが、本体フレームの厚みがけっこうゴージャスなので画面の下部にホコリの溜まるのは目立ちますね。拭くにも鏡面仕上げのシャインブラックだし液晶もこすりそうだし、気をつかいます)
なんのかんの言って、私は大満足しています。おすすめです。

購入検討中です - fujimiya

2009/01/10 (Sat) 20:04:35

東芝のZシリーズってけっこう評判いいみたいですが、実際に使ってみてからわかる欠点などあげていただけませんか?

みなさまへ。 - 吉秒匠

2009/01/01 (Thu) 14:40:02

あけました。
ありがとう。
つづきましょう。
どうぞことしも。

地球号ヒューマンエラー - 吉秒匠

2008/11/11 (Tue) 22:41:55

このあいだ、なにかで建築家・安藤忠雄のインタビューを読んで、彼が言っていたのに、人工的な建造物なんてものはどうやったって自然なものではないのだから盲目的に自然を守ろうとするのではなく共存を目指すべきだと思っている、という文脈の話がありました。私はそれで、ずっと私自身が安藤忠雄建築があまり好きではなかった理由が解けた気がした。山に寄り添うように、家の真ん中を風が吹くように、空が見えるように、打ちっ放しのコンクリートに雨がしみこむように……共存? でもそこに人工の建造物が建っているのは間違いなくて、山は切り崩されていて、風はせき止められていて、木々は掘り返されているわけで。だったら私は、いっそ超高層ビルを建てるべきだと思う。低い目線の自然に溶けこむ家屋はあたかも自然に気を使って共存しているようだけれど、本当に共存するっていうのは、棲み分けることだと思う。地上の建築物がぜんぶ三千階建てだったら、たぶんいまの人類分布は千分の一くらいの面積で暮らしていける。残った全部を野生に返してやればいいんだ。

先日、ふたり組の小冊子を持った方々に来訪いただきまして、何度もインターホン越しに断っているのに何度も来るから、ちょっと話をしてみるかと出て行って、この教えを広めることで世界が救われるとかそういうことを言うので、あのね、と私は語りました。いまこうやって話している一秒間に、世界の果てでは子供が飢えて死んでいる。私はそれに対してなにもしていないし、する気もないが、あなたたちは世界を救うというのなら、五体満足なおばちゃんなわけだし、そこの駅前のパン屋で時給700円でも数時間働いて、そのお金を送ってあげたらきっと数百人の子供たちが一週間以上生き延びられる。その可能性を放棄してでも、この小冊子を配って住宅街を歩き回ることのほうが人道にかなっているのだと本気で信じているのだとしたら、飢餓に苦しむ子供のことなど考えもせずいま昼食にハンバーガー食っていた悪なる私ですけれど、あなたたちこそちょっと思慮に欠けているのではないかと思ってしまうのですがどうです?

答えようがなかったようなのでドアを閉めましたが。エコってのだって、そういうことだと思う。できることはやったらいい。排ガス出さないで走れる車が作れるようになったのなら、そりゃ作るべきです。でもだからってF1レース車のエンジンに規制をかけるとかいう発想はなんなのか。みんながエコに気を使っているのでってことらしいですが。あら、あの自然に優しくなかったF1がエコになったの? だったら静かでとろとろ走るそのすばらしいレースをまた観ることにしましょうかしら、なんてファンがいるとは思えないし。そもそも限界を超えるエンジンを追い求めた結果としていまエコなエンジンを作る技術が人類のものになったというのに……スタートレックに幻滅しはじめたのも人類がエコエコ言い出したのと同時期です。逆説的にはその頃からサイエンスフィクションが落ち目になったためにスタートレックでさえ方向転換を必要としたのかも知れない。人類は、未来も夢も見ず、思い切った手は打てないまま自然との共存をさぐり、終末で天使のラッパに救われるために小冊子を配っているみたい。あんまり好きな生きかたではないですね、私は。環境悪化がこれ以上進んだら、さまよえる地球号を救うために人類を駆逐すべしなんてエコテロリストが本気で大量発生するのではないかと怯えています。

エコってなぁに? - さらさら

2008/11/10 (Mon) 11:24:53

張りました。すみませんお手数おかけして。

ところで記事にもありますが、私はエコエコ騒ぐ奴が最近目に付いて腹が立って仕方ありません。だいたいそう騒いでる奴に限って農作業やらせると「きゃーミミズこわぁい」なんて抜かしやがったりするもんです。大体二酸化炭素減らしまくったら植物も動物も生きられないじゃねーか。とも思います。ホントの意味で地球を大事にって、どうやれば良いんでしょうか。

>足りないから、求めるんですよね、パートナーって。
まさにそうですね。私の場合は家庭を持ってから、元々臆病なのにさらに拍車が掛かって、ともすればことなかれ主義のように振舞ってしまう自分が嫌になりまして。バイクやライダーのとんがってても繊細な感じはまさに今私の欲してるものなんですよね。
しかしほんとに力は抜かないとなぁ…ニーグリップしろ!って言われて、必死にやってたらふくらはぎにあざが出来てました(笑)

(みなさま『飛翔』リンクから「大根心の旅」を参照してください) - 吉秒匠

2008/11/08 (Sat) 12:02:19

 お。ここにまたバイカーがひとり。
 いやいや。鉄馬にまたがるオンナノコ、総じて可愛いですよ、私のまわりでもそう。イメージでいうと、なんできみがバイク? というような女性が多い。なんでって思う、それってたぶん峰不二子の影響なんでしょうけれど(笑)。男もね、意外と、もやしっ子集会でもあるコミケ会場なんかが全国からバイク乗りが集まるイベントでもあったりするそうで。小柄なフェミニン系が脚の届かないバイクにあこがれるのも、自分の足では1マイル毎時も出せない巨漢こそがハーレーの巨大エンジンを愛したりするのも。足りないから、求めるんですよね、パートナーって。
 いいなあ、青あざだらけでもたのしい盛りですね。先輩風ふかして言うと、教習所の走行なんてのは(とくに車の免許持っていてバイクに挑むなんてヒトは)、技術うんぬんのことではなくて、いかに緊張しないか、肩に力が入らないように脱力できるか、が要です。背筋のばして遠く見て…ええ、言うはやすし。私も教習所では「教官、左に曲がろうとすると転びます」そんなんじゃどこにも行けねえよ、というテイタラクでした。左に曲がれないとか、なにを緊張してそうなるのか、いま思えばわけがわかりません(笑)

(トラックバックはすいません、おそらくこちらの設定を堅くしすぎたためです。日本語サイトからのスパムが増えてきて、それに対抗しようとしたのが、健全な日本語サイトの一部もはじいてしまっていたようです。ゆるめに戻しましたので(スパムは手作業でとりのぞきます…)、今度こそ大丈夫なはず。これでもまだ問題あれば、表紙の最下段にある『徒然(鏡)』のほうからおねがいいたします。こちらはゆるゆるですので…お手数おかけしてもうしわけない) 

マヨマヨ - さらさら

2008/11/07 (Fri) 18:05:54

肉用ソースなんですね。どうりでうちの定番に豚バラマヨ炒めなんてメニューがあって老若男女に好評なわけです。マヨおでんはだしの味を消すんですが、肉の脂とは好相性だったり。

ところで久々にトラバ張ろうとしたらはじかれてしまいました。こちらの設定ミスかもしれませんが…

マヨネーズの起源は肉用ソースだとキューピーさんが言う。 - 吉秒匠

2008/10/17 (Fri) 20:30:07

うちのリンク先で一年や二年の息継ぎなど休止のうちに入りませんけれど(笑)。はい。書いておきます。いや『飛翔』に手を入れるのひさしぶりだ。みんな元気にしているのかなあ。

ていうか私も別にね、マヨの実力を疑っているわけではなく、ほんと万能に近いすばらしいサウスポーも2ラウンドで倒してしまうほどの絶対調味料だと思うのです。ただ、ダシ料理の王である日本代表選手おでんをつかまえて、ぜんぶがマヨネーズの味になって美味い、というのは……なんというかたとえがむずかしいですが……新作公開に合わせ来日した日本びいきの世界的映画監督ジョン・ウーが優勝したジャイアンツの野球帽をファンサービスでかぶって登場したのをインタビュアーが「いや実に今年のジャイアンツは!」とジョン・ウーを目前にしながら野球談義に熱を帯び始めた。みたいな(笑)。失礼ですよ、と。無礼千万だ、と。マヨネーズつけて食ってもいいが、いやそこはせめて少量のマヨネーズがいかにおでんのダシの美味さを引き立てるかを語れ、と。作品に触れろ、と。思うわけです。マヨラーって白ごはんにマヨかけるにしたって「ごはんと同量のマヨネーズ」とか、どうも自分がマヨ中毒であることをネタにしているふしがあって、信用なりませぬ(でも考えてみれば肉用ソースだと知りながらこの国で戦後、野菜にはマヨネーズと大々的に広告したキューピーさんこそ邪道の極みなのかもしれません)。

ところで私は阪神タイガースの本拠地甲子園球場のそばの小学校に通っていたのですが。給食のおでんは「関東炊き」と書いてありました。たぶん小学生のなかにも「んな醤油の色した煮物はおでんやない、おでんちゅうのは白いダシで煮込むもんなんや!」とキレて暴れ出すヤカラがいることに配慮した記述だったのだと思います。


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